シールテープの向きは「絆創膏」と同じ。1秒でわかる失敗しない巻き方
「テープの巻き方が逆だ!」と怒られた経験、ありませんか?
なぜ逆だとダメなのか。理屈がわからないと、いざという時に迷ってしまいます。
今日は、誰でも直感的にわかる「指と絆創膏(バンソウコウ)」の例えで解説します。
これを読めば、二度と巻き方向で迷うことはなくなります。
1. 正解は「時計回り(のの字)」
まず基本の確認です。
パイプを正面から見て、「時計回り(右回り)」に巻くのが正解です。
なぜなら、継手(バルブやエルボ)を締め込む回転方向と同じだからです。
2. 「きつい指輪」をはめる時を想像して!
パイプを「指」、シールテープを「絆創膏」、継手を「きつい指輪」だと想像してください。
あなたは指にバンソウコウを巻いています。
その上から、グリグリと回転させながら「きつい指輪」をはめていきます。
【⭕️ 正しい巻き方】
指輪が回ってくる方向に向かって、バンソウコウの端っこが「逃げる」ように巻いてある状態。
指輪が回転すればするほど、バンソウコウは指に「押し付けられて、なじんで」いきます。
→ これが水漏れしない状態です。
【❌ 間違った巻き方】
指輪が回ってくる方向に対して、バンソウコウの端っこが「立ち向かう」ように巻いてある状態。
指輪が回転すると、端っこが引っかかり、バンソウコウがベロっとめくれ上がってしまいます。
→ テープがぐちゃぐちゃになり、隙間ができて水が漏れるのです。
継手(指輪)は、テープ(バンソウコウ)を強くこすりながら入っていきます。
「こすられた時に、めくれない方向」が正解です。
3. 現場で迷わない「左手持ち」の法則
理屈はわかった。でも現場でとっさに判断できない。
そんな時は、フォームを固定しましょう。
- 左手: パイプを持つ
- 右手: テープを持つ
- 動作: テープを「上から向こう側へ」送る
この「左手パイプ・右手テープ」の構えなら、自然と正しい時計回りになります。
⚠️ 先端は「1山」あけよう
方向が合っていても、指先(パイプの先端)まで巻いてはいけません。
はみ出したテープがちぎれて配管の中に入り、蛇口を詰まらせる原因になります。
先端のネジ山ひとつ分は、テープを巻かずに残しておきましょう。
まとめ:テープは「なじませる」もの
シールテープは、継手の回転力を使って、さらにネジ山に密着させるものです。
「めくれる方向」ではなく「なじむ方向」。
これさえイメージできれば、プロの仕事になります。
技術を磨いて、単価を上げる。
こうした「現場の基本」をマスターし、トラブルゼロの施工ができる職人は信頼されます。
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